カランバカに着き、さっそくホテルを探した。バスは、町の北のほうにあるタウンホール広場前に着いた。カランバカはとても小さな町だ。でも、着いたばかりで地理がよくわからず、ウロウロしてしまったが、やっとホテルを見つけ、値段を聞いてみた。6000ドラクマ(2700円)とちょっと高かったけど、疲れていたし、今日はちょっと贅沢をしようと思い、そこに決めてしまった。ホテル探しがちょっと面倒くさくなっていたのかもしれない。
荷物を置いた後、いよいよメテオラの観光に行くことにした。メテオラの観光は、やはりその奇妙な景色と、奇岩群の上にある修道院を見学することだろう。いくつもの奇岩の上に、いくつもの修道院が建っているのだ。
これらの修道院では、中世より修道士たちが厳しい戒律を守りながら共同生活をしているのだという。現在は、世界中から観光客が見学に訪れているが、今でも修道士や尼僧たちは昔と同じ様な生活をここで営んでいるのだ。
無宗教の私にとっては、ただの興味本位で見学するには申し訳ないくらい、神聖な場所なのである。でもここまで来たのだから、せっかくだから見学させてもらうことにしよう。大人しく見学するので、宜しくお願いします、といった心持だった。
ただし、メテオラの修道院は、ほとんどが13時から15時の間に閉館になるらしい。それに服装は、肌を露出したものは厳禁、女性はズボンだと入れない、などのルールがあり注意が必要。
私はスカートなどはいているはずもなかったが、そこは世界の観光地。ぬかりなく、修道院でスカートを貸してくれるのだという。このように、現在も昔と同じ様な生活が営まれている神聖な修道院なので、礼儀を守って見学しなければならない。
メテオラへは、カランバカからバスも出ているらしいが、たしか私が行こうとしたこの時間にはバスがもう運行していなかった気がする。今ガイドブックで確認したら、やはり1日2便しかなく、最終は13時台だ。しかも11月〜2月は運休しているらしい。バスはあまり当てにしないほうがいいかもしれない。
私にしては珍しく(バスがないから仕方ないのだが)、タクシーで行くことにした。メテオラは奇岩群だが、全体的にその奇岩群が山になっているような感じだ。だから、1番上(カランバカから見て1番奥)にある奇岩群の修道院までタクシーで行き、そこからてくてく歩いて戻ってこようと思ったのだ。
タクシーの運転手さんに値段を聞いたら、1番上まで行き1500ドラクマ(675円)だという。まあこのくらいの値段ならいいか。それに素朴でやさしそうなおじさんだったので、値段は吹っかけたりしなさそうだ。タクシーに乗り込み、メテオラを目指した。
1番奥(北)にある修道院は、メガロ・メテオロン修道院というところだ。ここまでカランバカの町からバスが出ているらしく、他の修道院には出ていないとのこと。他には交通手段がないので、タクシーをチャーターするか、あるいはレンタバイク、レンタカーを使うしかないらしい。時間がある人は、カランバカから歩いて登り、修道院を回ればいいらしいが、すべて徒歩だとかなりの時間と体力が必要だろう。
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