さて、今日は8時ちょっと過ぎにアクロポリスに向かって出発した。今日こそはいよいよアクロポリスである^^プラカ地区の街中をうろうろ適当に歩いてアクロポリスを目指した。プラカ地区一帯は、19世紀頃の家並みがそのままに保存されている特別保存地域なのだという。アクロポリスのすぐ麓にあり、地下を掘ると新たな遺跡が今でも次々に出てくるそうだ。
このような地域なので、道が狭く、車もこの地域には入ってこられないようになっている。観光地なので、みやげ物屋からレストランまでたくさんあり、賑やかだ。レストランの値段もやっぱり少々高い気がした。でも、私はこのプラカ地区の明るい雰囲気が大好きで、歩いているだけでも楽しかった。今でもプラカのあの雰囲気を思い出すと、ウキウキしてくるような気がする。
プラカ地区を抜け、アクロポリスの丘の麓を入り口に向かって沿うように歩いていたら、日本人の女の子二人組みに出会った。彼女たちは、フランクフルトに住んでいて、ギリシアに旅行に来ているのだという。たしか大学生くらいの女の子たちだった。
ヨーロッパに住んでいるとヨーロッパの色々な国に旅行できるから、なんとも羨ましい。私たち日本に住んでいる者は、10時間以上飛行機に乗ってよっこらしょとでかけなければならない。時間の面といい、お金の面といい、かなりの違いだ。私もいつかヨーロッパに住んで、週末には気軽にあちこちのヨーロッパの国々を旅行する、なんていう境遇になってみたいものだと思った。
さて、いよいよアクロポリスの入り口を入って、実際に2500年以上も前の巨大な遺跡を目の前にすると、その迫力は想像以上のものだった。私は建築の様式とか詳しいことはまったくわからないが、その古さや大きさや彫刻の美しさなどに圧倒された。市内のいたる所から見えるというこのアクロポリスに、威厳のようなものさえ感じた。本当に古代のアテネの栄光みたいなものを感じられるので、世界史好きの私としては来てよかったと思う。
アクロポリスの丘の南側には、イロド・アティコス音楽堂という、古代の野外音楽場がある。西暦161年に建築されたものだという。ここは遺跡でもあるのだが、現在でもコンサートやオペラ、ギリシア古典劇などが上演されているのだという。
いかにも古代遺跡といった感じの野外音楽場。こんなところでコンサートなんて聞けたらどんなに素晴らしいだろうと思う。
ところで私のギリシアに行くきっかけを作ってくれた例の友人は、坂本龍一の大ファンである。そんな彼がギリシアに旅行した時、本当に信じられないことなのだが、坂本龍一がこの音楽堂でコンサートをしていたのだという!もちろん彼はチケットを買い、思わぬコンサートを聞くことができたのだ。ものすごい幸運の持ち主としか言いようがない。
私は当時バックストリート・ボーイズが好きだったので、私にもそのような幸運が舞い込まないかと思ったが、そんなことは起こるはずもなかった。
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