オリンピック競技場をゆっくり見学した後、プラカ地区に向かう途中、長距離バスターミナルBへ行くためのバス乗り場も確認することにした。バスターミナルBは、リオシオン・ターミナルといい、やはりアテネの中心地からちょっと離れている。ここへ行くためのバスが、国立図書館前の停留所から出ているというのだ。
国立図書館は、シンタグマ広場からやや北西にちょっと行ったところにある。リオシオン・ターミナルからは、デルフィやメテオラなどの町に行く時に使うターミナルだ。あとでデルフィやメテオラなどにも行きたかったので、こちらのバス停もチェックしたのだ。
リオシオン・ターミナル行きバスの停留所もチェックし、プラカ地区に戻り、またプラカ地区をぶらぶらすることにした。風の神の塔、アドリアヌスの図書館を見ながら歩き、ミトロポレオス大聖堂まで行って、そこで一休みした。
風の神の塔は、1世紀の天文学者が建てたもので、日時計、水時計、風見の3役をこなしていた塔だという。
アドリアヌスの図書館は、2世紀頃、ローマ皇帝アドリアヌスが建てたものだという。今は壁の一部しか残っていないが、風の神の塔にしろ、アドリアヌスの図書館にしろ、プラカ地区には、こうした遺跡がごろごろ残っているので、本当にすごいところだと思ってしまう。
ミトロポレオス大聖堂の周りは、きれいになっていてゆっくりできたので、私はよくプラカ地区の散歩に疲れると、ここでぼーっとして休んでいた。この時も、歩きつかれたのでここで一休みしていたら、なんとミコノス島で一緒に泊まっていた大学生の2人組の女の子にばったり出会ったのだった。
昨日別れたばかりで、同じアテネに滞在していれば、観光するところなんてある程度決まっているので、ばったり会うのも不思議ではないのかもしれない。でもやっぱり知っている顔に会うのはとても嬉しい。せっかく会ったのだからと、一緒に夕食を食べることにした。
シンタグマ広場近くにある“Neon”というレストランに入り、パスタとサラダをお腹いっぱい食べた。一人だとなかなか色々なものを頼んで食べるということができないので、こういう時はいっぱい食べて食事を楽しむことにした。
彼女たちは明日から、アテネから北のほうにあるメテオラという町に行くという。私はペロポネソス半島のオリンピアだ。今度こそ2人とは本当にお別れだろう。私より年齢が3歳くらい年下だったが、本当にしっかりして賢い二人であった。旅行中、お互いの将来の夢を語ったりしたが、今頃はもうその夢を叶えているのだろうか。この旅行記を書いている今、2人を懐かしく思い、久しぶりに会って話をしたいと思った。
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